2013年10月のひとりごと

  朝、学校に向かって歩いていると、子どもたちに会うことがよくあります。
 まだ、子どもたちから30メートルくらい離れているのに、私に気がついて、30メートル先から大きな声で、
「おはようございます」
と元気にあいさつする子どもたちがいます。

 また、別の道から来る子どもで、やはり、30メートルくらい離れているのに、
 「おはようございます」
と元気にあいさつをして、更に、走って来て、私に追いつき、前の日の出来事などを話してくれる子もいます。

 とても気持ちよく、学校生活の1日が始まります。

 帰りの会で、全員で声を合わせて、
 「さようなら」
とあいさつをしますが、そのあとに、私の近くに寄って来て、もう1度、
 「先生、さようなら。」
とあいさつをして帰る子どもたちもいます。

 「あいさつができる」というとても大切なことが身についている子どもたちだなと思います。

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2013年9月のひとりごと

  先日、学級通信に「ゆらぎ」というリズムのことを書きました。
 今回の「ひとりごと」は、ある曲の歌詞に関わって思ったことを書きたいと思います。
 これまでに、何度か子どもたちに
「なぜ、勉強するのか。」
ということを訊かれたことがあります。それは、ほとんどの人が、1度は疑問に思うことだと思います。
「なぜ勉強するのか。」もう少し広げて、「なぜ働くのか。」と子どもたちに尋ねられたとき、どう答えたらいいでしょうか。
 ぼんやりとした答えは自分なりにあったのですが、数年前に、ミスターチルドレンの「彩り」という曲を聴いたときに、「そう、そう。」と思いました。

    ♪ ぼくのした単純作業が、
      この世界を回りまわって、
      まだ出会ったことのない人の
      笑い声を作っていく  ♪

 ぼんやりと思っていたことが、そこに明確にまとめられていました。
 もちろん、「自分のために」ということは、はずせませんが、もう1つ、「人の役に立つために」ということも、はずせない、大切なところだと思います。
 人の役に立っているという実感は、働く原動力、生きていく原動力になるのではないかと思います。
 子どもの頃から、ちょっとしたことでも、人の役に立っているという実感を持たせることが、学校でも、家庭でも、大切だと思います。
「ありがとう」の言葉をかけてもらえると、その実感は、更に強まるだろうなと思います。

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2013年8月のひとりごと

  1学期の終業式の日、私の机の向かい側にもう1つ椅子を置いて、子どもたちを1人ずつ呼んで、
「1学期は、特に、わり算の勉強と図書委員会の仕事をがんばったね。」
などと話をしながら、「あゆみ」を渡していました。
 「あゆみ」を渡されて、席を立ったときに、子どもたちが、
「ありがとうございました。」
と言って、自分の席に戻っていきました。

「ありがとうの言葉をたくさん使っていると、また、ありがとうと言いたくなるようなことが起こる、反対に、いつも文句ばかり言っていると、また、文句を言いたくなるようなことが起こる。」
という言葉を聞いたことがあります。

 これまでの自分のことを振り返ってみても、確かにそういうところって、あるかもしれないなぁと思います。

「ありがとう」の言葉を言える子どもたちでよかったなと思います。

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2013年7月のひとりごと

  社会見学のとき、帰る時刻になったので、見学場所の駐車場で、バスを待っていました。
 ところが、バスが駐車場に来る時刻が遅れるという連絡が来ました。子どもたちは、バスが来るまで退屈するだろうなぁと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
 駐車場の横に生えていた草を使って、草笛を作って、鳴らし始めた子がいました。
 そのやり方を教えてもらっている子もたくさんいました。バスが来るまで、草笛鳴らしを続けて、全然退屈していませんでした。

 先日、図工の授業で「ふわりくるくる風パワー」という工作をしました。
 前の日の夕方、私が自分で作って、うちわで扇いでみたのですが、思ったような動きをせず、あまり、おもしろくないかなぁと思いました。
 ところが、次の日、子どもたちは、作品を完成させたあと、扇ぎ方をいろいろ試したり、前へ進ませる競争をしたり、どこまで浮き上がるか挑戦したりしながら、楽しんで遊んでいました。

 今の子どもたちは、ゲーム機でばかり遊んで…というようなことを言われることがありますが、そんなこともないなぁと思います。
 近くにあるのもので、工夫して、楽しんで遊んでいます。
 昔も今も、やっぱり、子どもは遊びの天才だなぁと思います。

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2013年6月のひとりごと

  運動会の徒競走では、出発前に放送で1人ずつ名前が呼ばれます。
 1年生の50メートル走のとき、出発のピストルを撃つために、スタートライン付近にいると、1人目の子の名前が呼ばれ、
「はい!」
と元気よく、その子は返事をしていました。
 すると、スタートライン付近で見ていたお客さんたちが拍手をしていました。きっと、そのお客さんたちの中の誰かの孫なんだなと思いながら、その光景を見ていました。
 しかし、2人目でも拍手、3人目でも拍手、結局5人全員に対して、「はい!」の返事をするたびに、
「えらい、えらい。」
と言いながら、拍手をしていました。自分のうちの孫だから拍手をしていたわけではありませんでした。
 地域で人を育てている一場面だなと思いました。
 地域の温かさを改めて感じた運動会でした。

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2013年5月のひとりごと

  国語の教科書に「めだか」という説明文が載っています。
 その説明文は「めだかの学校は・・・」で始まります。
 子どもたちは、これが歌の歌詞だとわかっているのかな、どうなのかなと思い、私が少しだけ歌ってみて、「この歌、知ってる?」と訊こうと思いました。
 そんなつもりで歌い始めると、何人かの子どもたちが、それに合わせて歌い始め、歌う子がだんだん増えていき、結局、みんなで1番を全部歌いました。なんか、いい雰囲気だなぁと思いました。

 遠足のときも、歩いていて、「さんぽ」を歌い始めた子がいて、やはり、周りの子どもたちがいっしょに歌っていました。

 「昨日の夜、寝る前に、なんか知らないけど、『世界中の子どもたちが』を歌っていたさ。」
と言っていた子もいました。

 家で、卒業式の全校合唱の高音の部分を妹が歌っていたので、私は低音の部分をいっしょに歌ったと言っていた子もいました。

 自然と歌を口ずさむことができる心穏やかな子どもたちだなと思いました。

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2013年4月のひとりごと

  春休みは、新しい学級のげた箱やロッカーに名前をつけたり、掃除をしたり、机を並べたり、教材の注文をしたり、出席簿を作ったり、入学式の準備をしたり、学年やブロックの打ち合わせをしたりします。
 そして、どんな学級にしていくかを考えたり、学級目標を作ったりもします。
 結構忙しい時期なのですが、新しい出会いがどんな出会いになるのかを想像しながら、そのような作業をする春休みが、私は好きです。

 その出会いから、1カ月ほどが過ぎました。
 やる気いっぱいで、素直で、仲のよい子どもたちだなと思いました。
 子どもたちが心豊かに成長していけるよう、これからも、がんばっていきたいと思います。

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2013年3月のひとりごと

  子どもたちの誕生日に発行する学級通信は、今年度は、家庭訪問のときに教えて頂いた、その子の小さな頃のことを載せていきました。
 全員分を、もう一度読み返してみると、生まれてきてくれた喜び、病気やけがなどの心配、好きだった遊び、小さな頃のエピソードなどのことが書かれていて、改めて、みんなそれぞれ生い立ちがあって、今に至っているんだなぁ、と感じました。
 子どもたちも、その学級通信を読むことを楽しみにしているようでした。
 御家庭のみなさんに、いいお話を聞かせて頂いてよかったなぁと思っています。

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2013年2月のひとりごと

  卒業式が近づき、模造紙を2枚貼り合わせて、12人の4年生で、卒業生への寄せ書きを作っていました。
 模造紙に大きな桜の木を描き、そのあと、卒業生への言葉をそれぞれ書きました。
 そして、その桜の木に、色画用紙に印刷したたくさんの花びらを貼る作業に入りました。
 その作業のしかたが見事でした。
 誰が何の役割をするようにということを、私が特に指示したわけではないのに、色画用紙を切る人と貼る人に分かれて作業が始まりました。更に、作業を進めていくうちに、大ざっぱに花びらを切り分ける人、それを細かく切る人、切った花びらを運ぶ人、花びらにのりをつける人、それを貼る人、ごみを集める人という感じで、それぞれ自分で役割を見つけて、楽しそうに作業を進めていました。
 1つにまとまって、力を合わせることができる、いい子たちだなぁと思いました。

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2013年1月のひとりごと

  10年前にも4年生の担任をしていました。
 そのときの子どもたちの中で、「今年、成人式を迎えます。」と年賀状に書いてきてくれた子がいました。
 年賀状を読みながら、2つのことを思いました。
 1つは、今の4年生の子どもたちも、あと、10年で成人式を迎えるんだなぁということです。
 もう1つは、おとなになるって、どういうことかな、ということです。

 赤ちゃんは、おなかがすいたり、おむつがぬれたりすると、泣き叫びます。
 幼児も、使いたいおもちゃを取り合って、泣いていることがあります。
 お店で、買ってほしいものが手に入らないときなどに、手足をばたつかせて泣いている幼児を見かけることもあります。

 おとなになるって、自分の思い通りにならない現実に対して、じっと、耐えることができるようになることではないだろうか、そして、どうしたらいいか、その方法を考えることができるようになることではないだろうか、という話を聞いたことがあります。確かに、小学校で見ても、1年生と6年生を比べた場合、そこのところに、大きな違いがあるなと思います。
 また、おとなになるということは、「今の自分があるのは、たくさんの人たちの支えのおかげ」と気づくようになっていくことなのかなとも思います。

 今回、成人式を迎える人たちも、10年後に成人式を迎える人たちも、この先、いろいろなことにぶつかることでしょう。
 そのときに、耐えたり、方法を考えたり、感謝したりしながら、乗り越えることのできる人になっていってほしいなと思います。
 

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プロフィール

かがやき

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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