2015年2月のひとりごと

 インフルエンザの流行により、先週は、数人の子どもたちが学校を休みました。
 休んでいた子どもたちが学校に出てきたら、休んでいたときの分を取り戻せるように、休み時間や放課後などに、教えたり、作業させたりしようと考えました。その時に、だれに何をさせるのかが、わからなくならないように、黒板に休んでいた子どもたちの名前を書き、表にして、項目を書いていきました。
 きつつき作り、2けた×2けたの筆算のやり方、漢字の復習、分数の意味、電流の実験、きつつきのテスト、どちらが生たまごでしょうのテスト、理科のプリント、生活科のアルバムの表紙作り、小数のテスト、書写「光」、卒業式の呼びかけの確認、ものの説明の仕方、ほけん「健康とは?」、電気の通り道のテスト… … … …
 書いていくと、どんどん、どんどん表が大きくなっていきました。
 進み過ぎないように、やや足踏みをしながら進めた週ではあったのですが、それでも、書き出してみると、たくさんの項目が出てきました。
 1週間でこんなにたくさんあるのですから、小学校の6年間の積み重ねって、すごいものだなと思います。
 学校に通うことって、やっぱりすごいことだなと、表を書いていて、改めて思いました。

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2015年1月のひとりごと

 寒い季節です。
 雪降る中を白い息を吐きながら登下校する季節です。
 時には、両手に荷物をかかえて、重いランドセルを背負って、登下校する日もあることでしょう。
 スクールバスに乗って登下校する子どもたちも、寒い中、バス停まで歩いたり、ほっぺたを赤くして、バスを待つ日もあることでしょう。

 寒かったり、荷物が重たかったりすることは、うれしい出来事ではないと思いますが、寒いことや重たいことを経験することは、耐える力が向上することにつながるのではないかと思います。
 また、寒い経験をすることで、家の中や学校の中が暖かいことに、より幸せを感じられるのではないかと思います。
 また、重たい経験をすることで、荷物を車で運んでくれることに、よりありがたみを感じられるのではないかと思います。

 今日から3学期です。
 子どもたちには、登下校を通しても、成長していってほしいなと思います。

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2014年12月のひとりごと

 2年生の2学期の算数で、その中心となる学習は、かけ算でした。
 算数の指導をしてくれている先生が、
 「かけ算の学習には、ドラマがある。」
と言っていました。
 それは、子どもたちが家で練習してきた九九を先生の前で言うときに、がんばってきた姿が見える日もあれば、気が乗らないような日もある。
 根気強さが見えたり、甘えが見えたり、根性が見えたり、悔しさが見えたりと、いろいろなものが見える。
 更には、子どもに対する叱咤激励など、おうちの人の関わりも見えてくる、ということでした。
 話を聞いていて、そうだよなぁ、そうやって、子どもたちは成長していくんだよなぁ、と思いました。

 結果的には、九九を暗記できるといいのですが、それだけではなく、九九の暗記の取り組みを通して、学校生活や人生には、乗り越えていかなければならないことがたくさんあって、そこから、逃げずに立ち向かう気力も身につけていってほしい、と思っています。
 今回の九九の取り組みは、そういう意味でも、いい経験になったのではないかと思っています。

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2014年11月のひとりごと

  前任校のまちの教育委員会の人が、
 「成人式の日に、小学校のときの卒業担任によるビデオメッセージを会場で流そうと思っています。ビデオを撮らせてください。」
と訪ねてきました。
 ビデオレターの前半は、
 「久しぶりにみなさんの前で授業をします。」
と言って、6年生のときの道徳の授業の復習をしました。
 ビデオレターの後半は、カウンセラーの先生に教えて頂いたお話を伝えました。

  「みんなといっしょに学校に行きたいなぁ~」
  「おいしいラーメンが食べたいなぁ~」
  「外で遊びたいなぁ~」
  「元気になりたいなぁ~」
  「大人になりたいなぁ~」

 これらは、限られた命の時間を生きている病室の子どもたちのしたいこと、どうしてもかなえたいと思っていることだそうです。
 わたしたちは、今日も、夢のような毎日を過ごしています。

 そんな話を伝えました。

 成人式を迎えた卒業生に向かって言っていたことなのですが、自分自身に言い聞かせていたところもあります。
 忙しさに追われていても、思うように事が運ばなくても、不満をならべたてるのではなく、
 「今日も、夢のような毎日を過ごしている。」
ということを忘れずに過ごしたいものだなと思います。

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2014年10月のひとりごと

 卒業式や学芸会のときに、ピアノ伴奏をしている先生や高学年の児童を見ていて、
(あんな風にピアノが弾けると楽しそうだなぁ、かっこいいなぁ、自分もピアノが弾けるようになりたいなぁ)
と思ったことがあります。

 今年度は、複式学級の担任となり、授業をしていて、教える側は、2つのことを同時進行で考えることができるような思考力も大事かなと感じたことがあります。
 ノートに簡単な指導案を書いておいて授業をすることが多いのですが、例えば、「きつねのおきゃくさま」と「わすれられないおくりもの」の授業をしていて、それぞれの登場人物、話の進行具合などが、その場でも、自分の頭の中で明確に整理された状態で授業を進めていけるような、そんな力です。

 今年度は、学芸会の取り組みを始めるにあたって、ピアノ伴奏に挑戦してみました。
 カーネルサンダースがケンタッキー・フライド・チキンを始めたのが、65才のときだそうです。だから、私がこの年齢でピアノに挑戦しても、まだまだ遅くないなと思いました。

 しかし、いざ練習を始めてみると、右手と左手で、同時に違うことをするというのは、とても難しいことと感じました。
 しかし、ピアノ練習を続けることは、2つのことを同時進行で考える思考力にもつながることではないかと勝手に考えて、とにかく練習を続けてみました。何回も弾いているうちに、少しずつ回路がつながっていくような感じがしました。

 明日は学芸会です。
 例年以上に、学芸会前日に、ドキドキしています。

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2014年9月のひとりごと

 プール学習のときには、プールから上がり、シャワーを浴びて、着替えが終わった子どもから教室に戻ることにしていました。
 私は、全員が着替え終わり、忘れ物がないかを確かめてから教室に戻りました。
 その日のプール学習は、3・4時間目だったのですが、教室に入ると、すぐに、給食を食べることができるところまで、準備ができていました。早く着替え終わった子どもたちで、全部、準備をしていたそうです。

 1学期の終わり頃に、みんなで学級園の草取りをした日がありました。
 その日から2週間ほどが過ぎた夏休みのある日に、また、草がだいぶん伸びただろうなと思いながら、学級園に行ってみました。すると、草が伸びたどころか、すっきりと、きれいな畑になっていました。2学期が始まってから、そのことを子どもたちに訊いてみると、夏休みに学級園に来て、草取りをした子どもがいたということがわかりました。

 給食のときに飲む牛乳の牛乳パックは、飲み終わったら、開いて、水洗いをして、ケースに入れて1日乾かしています。そして、次の日に、牛乳パック係の子どもが、まとめてケースから取り出して、かごの中にしまっています。
 ある日、牛乳パック係の子どもが休んだ日にも、かごを見ると、牛乳パックがしまってありました。子どもたちに訊いてみると、牛乳パック係の子どもの代わりに、かごに入れておいてくれた子どもがいたということがわかりました。

 自分のためでなく、だれかのために行動していると、まわりまわって、自分の幸せにつながるということわざがあります。
 「情けは人のためならず。」

 だれかのために行動できる子どもたちだなぁと思います。

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2014年8月のひとりごと

 シンクロニシティ。
 日本語で「意味ある偶然」と訳されます。「共時性」と訳されることもあるようです。
 例えば、何年も連絡をとっていなかった友人のことが気になったので、電話をしてみようとしたら、向こうから電話がかかってきたとか、知床へ旅行へ行こうと思い、知床のことを調べようとしていたら、たまたまつけたテレビで知床のことをやっていたなどは、シンクロニシティなのかなと思います。

 本校の掃除は、たて割り班でおこなっています。各教室のほかに、特別教室やトイレなど、いろいろな場所の掃除をおこなっています。
 教室担当になった班は、教室のほかに、その教室前の廊下掃除も行います。どの班も掃除のはじまりに役割を決めるのですが、その時に、廊下掃除が割り当たる子は、各班一人だけです。

 1学期のある日、
 「今日、わたしが廊下掃除をしていて、ふと、周りを見ると、4年生教室の廊下も、5年生教室の廊下も、6年生教室の廊下も、2階の廊下掃除は、全部3年生がやっていたんだよ。なんか、すごくない?」
と言っていた子がいました。

 「給食準備のときに、みんなのストローを配ろうと思って、数えないで、ガバッとストローをつかんで配っていくと、ちょうどピッタリの数だったさ。」
と言っていた子もいました。

 このようなことも、シンクロニシティの1つと言えるかもしれません。

 シンクロニシティとは少し違いますが、担任と、子どもたちや保護者のみなさんとの出会いも偶然です。
 その偶然の出会いを、あとから振り返ったときに、
 「いい出会いだった。」
と思えるような出会いにしたいと思っています。
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2014年7月のひとりごと

 道徳で「エンドルフィン」の授業をした次の日に、本(「名言セラピー ダブルプラス」 著者 ひすいこたろう)を読んでいると、偶然そのことと関係があることが2つ出てきました。

 1つは、宇野千代さんという小説家が言っていた言葉です。
 宇野さんは、病気になったら、1番最初に気をつけることは、どこの病院に行くとか、何の薬を飲むか、ということではないそうです。
 では、何に気をつけるかというと、
 「1日中、病気のことで頭をいっぱいにしないことである。」
と言っていました。
 授業でおこなった「病は気から」と関係がある言葉だなと思いました。宇野さんは、百才近くまで、若々しく、長生きをしたそうです。

 もう1つは、アインシュタインという物理学者が言っていた言葉です。
 アインシュタインが日本に来たとき、学生が、
 「人間は、何のために生まれてくるのですか?」
と質問したそうです。
 アインシュタインは、
 「人は人を幸せにするために生まれてくるのですよ。」
と答えたそうです。
 授業でおこなった「人のために行動するとエンドルフィンが分泌される。」と関係がある言葉だなと思いました。

 帰りの会で、みんなで「さようなら」のあいさつをしたあとに、私の近くに寄ってきて、「また、あした。」という言葉も言う子が何人かいます。その言葉を聞くと、更に、私のエンドルフィンが分泌される気がします。

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2014年6月のひとりごと

 山の彼方の空遠く「幸」住むと人のいふ。
 ああ、われひとゝ 尋めゆきて、
 涙さしぐみ、かへりきぬ。
 山の彼方になほ遠く「幸」住むと人のいふ。

  ドイツの詩人カール・ブッセの作品です。

 この詩を知ってはいたのですが、意味を考えたことはありませんでした。
 心理カウンセラーの先生がこの詩を紹介してくださって、意味を考えるようになりました。

 山の彼方に幸福があるというので、探しに行ってみたけれど、見つけることができずに、涙ぐみつつ帰ってきたというような内容の詩です。
 つまり、すでに、幸せなのだと気づくまでは、どんなに遠くまで幸せを探しに行っても、見つけることはできない。幸せは身近にあるものなんだ、ということを言いたい詩なのかなと思います。

 運動会が近づいてきたある日、「運動会に、じいちゃんとばあちゃんが来てくれる。」「お父さんが出張中だったけれど、運動会には来てくれる。」「お母さんのお弁当が楽しみだ。」そんな声がたくさん聞かれました。

 運動会でがんばろうと思っていることを紙に書いてもらったときも、「リレーや綱引きをがんばりたい。」などのほかに、やはり、「お弁当を作ってくれることが楽しみだ。」「家族が見に来てくれることが楽しみだ。」と書いている子どもがたくさんいました。

 運動会当日に、児童玄関を出たときに、ちょうど自分の家族が駐車場を通りかかったところを見かけた子どもたちが、「お父さんがいた。」「お母さんがいた。」とうれしそうに教えてくれました。

 運動会が終わり、次の週に学校で子どもたちに会ったときも、「家に帰ってから、みんなで、運動会のビデオを見た。」「運動会のあと、みんなで焼き肉をした。」などと楽しそうに教えてくれました。

 子どもたちは、身近な幸せを感じながら生きていることを、運動会を通しても感じました。
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2014年5月のひとりごと

 「バッター来い!バッター来い!」
 「ナイス ピッチング!」
などと、野球をしていて、大きな声を出すことがあります。
 大きな声を出すと、エンドルフィンという元気になるホルモンが脳から出るそうです。
 つまり、「元気だから大きな声を出す」という面もありますが、「大きな声を出していると、元気になる」と考えることができます。

 また、エンドルフィンは、笑っていても出るそうです。

 先日、テレビを見ていると、宝くじのコマーシャルを作ったときのことをやっていて、米倉涼子さんが、
 「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、」
と笑っているうちに、本当に楽しくなってきた、と言っていました。
 つまり、「楽しいから笑う」ということが普通ですが、「楽しくなくても、笑うと楽しくなる」ということだと思います。

 昼休みに、となりの教室の4年生の子どもたちがやってきて、
 「このクラスの朝の会や帰りの会のあいさつの声が、とても大きいね。」
と言っていました。
 
 また、休み時間や給食時間、時には、授業時間にも、教室で笑い声が響いています。

 子どもたちは、意識してエンドルフィンを出そうとしているわけではありませんが、エンドルフィンがたくさん出る生活を、自然と自分たちで作りだしているなと思います。

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プロフィール

かがやき

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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