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2017年2月のひとりごと

 親子の間では、感謝の気持ちがあっても、それを常に言葉にして伝えていくことは、なかなか難しいことかもしれません。
 しかし、言葉にしなくても、わかってくれているはずだと決めつけないで、時には、言葉にして伝えることも大切なことではないかなと、思います。

 卒業式の6年生の呼びかけの言葉を作るにあたって、昨年までのコピーを子どもたちに渡して、それを手直しして作らせるのではなく、自分たちで原案を作らせてみました。

 また、卒業文集の制作も始まりましたが、子どもたちの作文だけでなく、保護者の方々にも、原稿を書いて頂きました。

 呼びかけの言葉のことも、卒業文集のことも、そういうやり方をすることが本当にいいかどうか、自分の中では迷いがありました。
 しかし、子どもたちの書いた呼びかけの言葉の原案を読み、保護者の方々に書いて頂いた卒業文集の原稿を読んでいると、子どもの思いと親の思いが伝わってきて、卒業という節目の場面では、こういうことも大切なことではないかなと、思いました。

 子どもたちは、呼びかけの言葉を一生懸命考えたと思います。よくがんばりました。
 また、忙しい中、原稿を書いてくださった保護者のみなさんには、感謝申し上げます。ありがとうございました。


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2017年1月のひとりごと②

 週に1回、本校に来ている図書館の司書さんがいます。
 その司書さんが、今月いっぱいで仕事を辞めて、違うところで働くことになったそうです。
 話を聞いてみると、本校に来て、子どもたちと触れ合っているうちに、学校の先生になりたくなって、3年ほど前から、司書さんをやりながら、通信制の大学で勉強を始めたそうです。
 そして、昨年の秋に、ついに教員免許を取り、2月から、道内のある小学校で働くことになったそうです。そのため、今月いっぱいで、今の仕事を辞めることになったということでした。
 なかなか、すごい決断だなと、思います。

 子どもたちは、いろいろな人たちの影響を受けながら成長しています。
 今回は、その逆で、子どもたちが大人に影響を与えた話だと思います。
 つまり、大人も子どもも関係なく、人間はお互いに影響を与えたり、受けたりしながら成長していくものだなぁと、思います。

 その司書さんが、本校に来る最後の日の休み時間に、子どもたちが図書室に顔を出したり、話をしたり、手紙を渡したりしていました。その様子を見ていると、司書さんが大きな決断をした気持ち、なるほどなぁと、思いました。
 本当にいい子たちだなぁと、思います。


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2017年1月のひとりごと

 年末にテレビを見ていると、キャラメルのコマーシャルが流れていました。
 そのコマーシャルの中で、
 「子どもは、1日平均400回笑う。」
 「大人になると、15回に減る。」
というテロップも流れていました。
 そんなに違うのか、でも、確かに、学校での子どもたちの様子を思い浮かべてみると、朝、会ったときから、帰るときまで、よく笑っているなぁと、思います。
 休み時間や給食時間は、もちろん笑っていますし、授業時間も、笑顔になることがよくあります。

 また、そのコマーシャルでは、
 「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる。」
というテロップも流れていました。
 野球の練習などで、よく「声を出せ。」と言われますが、これも、「元気だから声を出すのではなく、声を出すから元気になる。」そうです。
 つまり、意識的に、行動を少し変えてみることで、違った結果になってくるということかなと、思います。
 大人になると、いろいろあって、なかなか、子どものように400回も笑うことは難しい感じがしますが、笑顔を意識することも大事なことだなぁと、コマーシャルを見ていて、改めて思いました。


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2016年12月のひとりごと②

 2学期の学習がほぼ終わり、「お楽しみ会」をしました。
 「お楽しみ会」の前日の放課後に、グラウンドのほうを見ると、5・6年生が何人かいて、雪のグラウンドに印をつけていました。
 「お楽しみ会」の中の「雪合戦」担当の子どもたちが、次の日の準備をしていたのでした。

 「おやつ作り」担当の子どもたちは、アイパッドを使って調べて、「ポンデリングを作る。」と言ってきました。「作ることができるのかなぁ。」と不安でしたが、数日後、「自分の家でやってみたら、作ることができた。」と言ってきました。

 「奥さんお絵描きですよ」担当の子どもたちは、事前に問題を考えて、紙に書いて、くじ引きができるようにしていました。

 「紙飛行機大会」担当の子どもたちは、「前日までに、紙飛行機を作っておいてください。」と呼びかけていたので、それまでに、みんな、紙飛行機作りを楽しむことができました。

 「いす取りゲーム」担当の子どもたちは、それに使うCDを家から持ってきて、みんなに、音楽を楽しんでもらうこともしていました。

 「体育館での遊び」担当の子どもたちは、事前に組み分けをしておいたり、ゲームの仕方を画用紙にまとめておいたりしていました。

 「難問クイズ」担当の子どもたちは、3人の個性が、それぞれ表れた問題を紙に書いて、用意していました。

 「お楽しみ会」をより盛り上げるために、「お笑い」の練習を始めた子どもたちもいました。

 2学期は、行事のたびに、成長を感じる出来事がたくさんありましたが、「お楽しみ会」でも、子どもたちの力を感じることができました。


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2016年12月のひとりごと

 最近、掃除の時間や補欠で授業に入ったときに、4月の頃と比べて、1・2年生が、ずいぶん大人になったなと、感じることがあります。
 家庭の影響、低学年の担任の先生の影響、3・4年生の影響、近所の人の影響など、いろいろな人たちの影響を受けながら、どんどん成長してきたのでしょう。

 低学年の先生たちが、その1つに、「5・6年生の関わりが、いい影響を与えてくれている」ということを言ってくれることがあります。

 1学期の始業式の日に、5・6年生の子どもたちに、「低学年のよきお手本になってほしい」という話をしましたが、しっかり実践していることをとてもうれしく思います。

 また、「5・6年生が、学芸会のときに歌った歌を、1年生も歌いたいと言っているので、CDを貸してほしい」と1年生の先生が、言ってくれました。(手拍子も、5・6年生のようにやってみたいそうです。)

 低学年から見て、「あんなふうになりたくない」と思われる存在ではなくて、「あんなふうになりたい」と思われている存在であることも、うれしいことだなと、思いました。


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2016年11月のひとりごと

 保健室前の廊下の掲示板のところに、子どもたちが集まって、掲示物を読んでいました。
 何を読んでいるのかなと思って、掲示板を見てみると、宝塚歌劇団伝説の教え「ブスの二十五箇条」というタイトルの掲示物が貼られていました。
 そこには、
  ・笑顔がない
  ・責任転嫁がうまい
  ・お礼を言わない
  ・おいしいと言わない
  ・人のアドバイスや忠告を受け入れない
などの言葉が、箇条書きで、25個書かれていました。
 また、アインシュタイン、本田宗一郎などの名言も、掲示されていました。
 それを真剣に読んでいる子どもたちの姿を、たびたび見かけます。
 人によって、心に引っかかる言葉は違うと思うのですが、たくさんある言葉の中には、その人の生き方に大きな影響を与える言葉もあることでしょう。
 言葉の力って、大きいなと思います。
 そういう言葉を発信していくことも、学校の大事な役割の1つだなと、思います。

 余談になりますが、最近、天然水のコマーシャルで流れている宇多田ヒカルさんの「道」という曲が、私の中で、すごく心に引っかかっています。はじめは、メロディーに引っかかっていたのですが、歌詞を見てみると、その言葉に心が引っかかり、何度もその曲が、頭の中で流れています。


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2016年10月のひとりごと③

 朝の会のときに、「お母さんの作ってくれた料理がおいしかった。」という内容のスピーチが、時々聞かれます。

 野球の練習が終わって、迎えに来てくれたお母さんの顔を見るなり、
 「今日の晩御飯、何?」
と訊いている場面も、時々見かけます。

 親子は、いろいろなことで、つながっていますが、この「食」でのつながりも、なかなか大きいのではないかなと、感じます。

 「食」についての話をもう1つ。
 今年も、学級園で、野菜や花を育てました。
 そして、収穫して、枝豆の塩ゆで、粉ふきいも、ゆでとうもろこし、とうもろこしのバター炒め、フライドポテトを作って食べました。
 また、学級園で育てたものではありませんが、グラウンドで、栗拾いをして、それをゆでて食べることもしました。
 来月には、収穫した米を使って、たて割り班で、カレーライス作りもします。

 調理だけでなく、とうもろこしの皮をむいたり、枝豆の収穫をしたりすることも、初めての経験と、言っている子もいました。

 育てて、収穫して、調理して、おいしくいただく、そんな経験も、子どもの成長にとって、大事なことの1つではないかなと、思います。


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2016年10月のひとりごと②

 学芸会の劇の練習が終わると、私のところに数人の子どもたちが集まってきて、このセリフは、こういうセリフに変えたほうがいいのではないかと、言ってきました。
 「なるほど」と思える理由だったので、忘れないように、台本に赤ペンで書きこんでおきました。

 次の日も、その次の日も、劇の練習のあとは、そうすることが、恒例のようになっていき、私の台本には、どんどん赤ペンの文字が書き込まれていきました。
 セリフだけでなく、スポットライトのタイミング、色などについても、いい意見が出されるようになっていきました。

 漢字の読み書きや、文法などの、部分的な国語力ではなく、総合的な国語力の高さみたいなものをそこから感じました。おかげで、台本がどんどん膨らんでいったように感じます。

 また、セリフの内容から、その小道具があったほうがいいと思われるものを、家から持ってきたり、作ってきたりする子どももでてきました。

 また、学校でも、小道具作りをしたのですが、ダンボールやビニールテープを渡しておくだけで、自分たちで考えて、楽しそうに作っていました。
 バック絵も、苦労しながら、自分たちで描いていました。

 みんなで、一生懸命作っていく楽しさを実感できた学芸会だったなと思います。

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2016年10月のひとりごと

 私は、卒業アルバムなどに、「何かひと言、書いてください。」と頼まれたときに、
 「やる気のある者は、方法を考え、やる気のない者は、言い訳を考える。」
と書くことがあります。

 前回に続き、目の前の出来事を何とかしようとした話を書きます。

 お祭りのおみこしが始まる前に、だれが、トラックの荷台に乗って、太鼓を叩くかで、子どもたちの間で、少しもめていました。
 すぐに、出発の時間になったので、とりあえず、3人の子どもたちが、荷台の上に乗って、太鼓を叩いていました。

 午前の部が終わり、公民館でカレーライスを食べているときに、「みんなが気持ちよく、交代していけるように、何とかしなければ…」と、思った子が、動き始めました。
 お祭りに来ているので、ノートや鉛筆は持ってきていません。見ていると、まず、公民館の事務所へ行って、紙とペンを借りてきていました。
 そして、周りにいた子たちに相談しながら、太鼓を叩く3人組を8組ほど作り、紙にまとめていました。
 相談の席にいなかった子には、
 「これで、どうだろうか?」
 と紙を見せながら、声をかけ、
 更に、役員さんに、
 「このように、交代していきたいので、途中で、トラックを止めてほしい。」
というお願いもしていました。
 おかげで、午後の部では、みんな、気持ちよく太鼓を叩くことができていました。

 まさに、「やる気のある者は、方法を考える」だなと、思いました。

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2016年9月のひとりごと

 小さなことですが、給食時の牛乳のストローの袋は、ストローを袋から出して、その袋を机の上に置き、食べ終わったあと、食器をかたづける時に、各自が、ごみ箱に捨てています。
 しかし、教室の掃除をしていると、床にストローの袋が落ちていることがあります。暑い日が続くこの時期は、教室の窓を開けているため、風が入ります。風に吹かれて、袋が飛んでいき、そのことに気づかないことがあるので、夏のほうが、冬よりも袋が落ちていることが多くなります。

 給食は、2つの班が、机を合わせて、グループで食べているのですが、最近、「いただきます。」をしたあとに、すぐに、グループの中の一人が、みんなの袋を集めだして、まとめて、ごみ箱に袋を捨てています。私の袋も捨ててくれます。
 そういうやり方をしたらどうだろうか、ということを私は一切言っていません。ストローの袋が床に落ちて困っているということも、言っていません。

 夏は床にストローの袋がよく落ちているという現状を見て、自分たちで対策を立てて実践しているところが素晴らしいと思いました。「小さなことですが、」と書き出しましたが、このことは、なかなか大きなことだな、とも感じています。

 「目の前の問題を工夫して解決しようとする」
 小学校生活は、人として生きていくための大切なことを学べる場所だな、と改めて思いました。

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プロフィール

かがやき

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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