2013年7月のひとりごと

  社会見学のとき、帰る時刻になったので、見学場所の駐車場で、バスを待っていました。
 ところが、バスが駐車場に来る時刻が遅れるという連絡が来ました。子どもたちは、バスが来るまで退屈するだろうなぁと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
 駐車場の横に生えていた草を使って、草笛を作って、鳴らし始めた子がいました。
 そのやり方を教えてもらっている子もたくさんいました。バスが来るまで、草笛鳴らしを続けて、全然退屈していませんでした。

 先日、図工の授業で「ふわりくるくる風パワー」という工作をしました。
 前の日の夕方、私が自分で作って、うちわで扇いでみたのですが、思ったような動きをせず、あまり、おもしろくないかなぁと思いました。
 ところが、次の日、子どもたちは、作品を完成させたあと、扇ぎ方をいろいろ試したり、前へ進ませる競争をしたり、どこまで浮き上がるか挑戦したりしながら、楽しんで遊んでいました。

 今の子どもたちは、ゲーム機でばかり遊んで…というようなことを言われることがありますが、そんなこともないなぁと思います。
 近くにあるのもので、工夫して、楽しんで遊んでいます。
 昔も今も、やっぱり、子どもは遊びの天才だなぁと思います。

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2013年6月のひとりごと

  運動会の徒競走では、出発前に放送で1人ずつ名前が呼ばれます。
 1年生の50メートル走のとき、出発のピストルを撃つために、スタートライン付近にいると、1人目の子の名前が呼ばれ、
「はい!」
と元気よく、その子は返事をしていました。
 すると、スタートライン付近で見ていたお客さんたちが拍手をしていました。きっと、そのお客さんたちの中の誰かの孫なんだなと思いながら、その光景を見ていました。
 しかし、2人目でも拍手、3人目でも拍手、結局5人全員に対して、「はい!」の返事をするたびに、
「えらい、えらい。」
と言いながら、拍手をしていました。自分のうちの孫だから拍手をしていたわけではありませんでした。
 地域で人を育てている一場面だなと思いました。
 地域の温かさを改めて感じた運動会でした。

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2013年5月のひとりごと

  国語の教科書に「めだか」という説明文が載っています。
 その説明文は「めだかの学校は・・・」で始まります。
 子どもたちは、これが歌の歌詞だとわかっているのかな、どうなのかなと思い、私が少しだけ歌ってみて、「この歌、知ってる?」と訊こうと思いました。
 そんなつもりで歌い始めると、何人かの子どもたちが、それに合わせて歌い始め、歌う子がだんだん増えていき、結局、みんなで1番を全部歌いました。なんか、いい雰囲気だなぁと思いました。

 遠足のときも、歩いていて、「さんぽ」を歌い始めた子がいて、やはり、周りの子どもたちがいっしょに歌っていました。

 「昨日の夜、寝る前に、なんか知らないけど、『世界中の子どもたちが』を歌っていたさ。」
と言っていた子もいました。

 家で、卒業式の全校合唱の高音の部分を妹が歌っていたので、私は低音の部分をいっしょに歌ったと言っていた子もいました。

 自然と歌を口ずさむことができる心穏やかな子どもたちだなと思いました。

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2013年4月のひとりごと

  春休みは、新しい学級のげた箱やロッカーに名前をつけたり、掃除をしたり、机を並べたり、教材の注文をしたり、出席簿を作ったり、入学式の準備をしたり、学年やブロックの打ち合わせをしたりします。
 そして、どんな学級にしていくかを考えたり、学級目標を作ったりもします。
 結構忙しい時期なのですが、新しい出会いがどんな出会いになるのかを想像しながら、そのような作業をする春休みが、私は好きです。

 その出会いから、1カ月ほどが過ぎました。
 やる気いっぱいで、素直で、仲のよい子どもたちだなと思いました。
 子どもたちが心豊かに成長していけるよう、これからも、がんばっていきたいと思います。

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2013年3月のひとりごと

  子どもたちの誕生日に発行する学級通信は、今年度は、家庭訪問のときに教えて頂いた、その子の小さな頃のことを載せていきました。
 全員分を、もう一度読み返してみると、生まれてきてくれた喜び、病気やけがなどの心配、好きだった遊び、小さな頃のエピソードなどのことが書かれていて、改めて、みんなそれぞれ生い立ちがあって、今に至っているんだなぁ、と感じました。
 子どもたちも、その学級通信を読むことを楽しみにしているようでした。
 御家庭のみなさんに、いいお話を聞かせて頂いてよかったなぁと思っています。

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2013年2月のひとりごと

  卒業式が近づき、模造紙を2枚貼り合わせて、12人の4年生で、卒業生への寄せ書きを作っていました。
 模造紙に大きな桜の木を描き、そのあと、卒業生への言葉をそれぞれ書きました。
 そして、その桜の木に、色画用紙に印刷したたくさんの花びらを貼る作業に入りました。
 その作業のしかたが見事でした。
 誰が何の役割をするようにということを、私が特に指示したわけではないのに、色画用紙を切る人と貼る人に分かれて作業が始まりました。更に、作業を進めていくうちに、大ざっぱに花びらを切り分ける人、それを細かく切る人、切った花びらを運ぶ人、花びらにのりをつける人、それを貼る人、ごみを集める人という感じで、それぞれ自分で役割を見つけて、楽しそうに作業を進めていました。
 1つにまとまって、力を合わせることができる、いい子たちだなぁと思いました。

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2013年1月のひとりごと

  10年前にも4年生の担任をしていました。
 そのときの子どもたちの中で、「今年、成人式を迎えます。」と年賀状に書いてきてくれた子がいました。
 年賀状を読みながら、2つのことを思いました。
 1つは、今の4年生の子どもたちも、あと、10年で成人式を迎えるんだなぁということです。
 もう1つは、おとなになるって、どういうことかな、ということです。

 赤ちゃんは、おなかがすいたり、おむつがぬれたりすると、泣き叫びます。
 幼児も、使いたいおもちゃを取り合って、泣いていることがあります。
 お店で、買ってほしいものが手に入らないときなどに、手足をばたつかせて泣いている幼児を見かけることもあります。

 おとなになるって、自分の思い通りにならない現実に対して、じっと、耐えることができるようになることではないだろうか、そして、どうしたらいいか、その方法を考えることができるようになることではないだろうか、という話を聞いたことがあります。確かに、小学校で見ても、1年生と6年生を比べた場合、そこのところに、大きな違いがあるなと思います。
 また、おとなになるということは、「今の自分があるのは、たくさんの人たちの支えのおかげ」と気づくようになっていくことなのかなとも思います。

 今回、成人式を迎える人たちも、10年後に成人式を迎える人たちも、この先、いろいろなことにぶつかることでしょう。
 そのときに、耐えたり、方法を考えたり、感謝したりしながら、乗り越えることのできる人になっていってほしいなと思います。
 

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2012年12月のひとりごと

  国語の時間に、今年読んだ本の中で、特に心に残った本は何かをノートに書いて、書いた人から発表していく授業をしました。
 発表が途切れた時間があったので、私も発表しました。
 「名言セラピー」(著者 ひすいこたろう)という本です。その本の中で、印象に残るところがたくさんあったのですが、授業の中では、次の2つのことを発表しました。
 1つ目は、『ある人が、お好み焼き屋さんを始めたんだけど、お客さんが全然来なくて、暇で暇で困ったので、岡持ちを持って、自転車で一日中、街の中を走り回ることを何日も続けたそうです。すると、「あそこのお好み焼き屋さんは、いつも、出前で走り回っている、よっぽどおいしいんだ」といううわさになって、どんどんお客さんが来るようになった。』という話です。
 2つ目は、『やっぱり、全然お客さんが来ない食堂があって、とりあえず、「きんきんに冷えた水があります」という大きな貼り紙を店の前に貼ってみたそうです。そうすると、どんどんお客さんが来るようになった。』という話です。

 「素晴らしいアイデアを思いつくまで行動しないのではなくて、その状況の中で、自分のできることを、まずはやってみる。そうすることで、道が開けることもある。」
 読んでいて、そんなことを感じました、という話をして、発表を終わりました。

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中間のひとりごと①

 ブログを始めて、ほぼ1年が過ぎました。
 ブログへのご訪問、いつもありがとうございます。
 この1年間で、「2008年4月のひとりごと」から「2012年11月のひとりごと」までを更新してきました。「少しでも、子育ての参考になる部分もあれば…」という思いもあったのですが、更新していて、「そういう内容の部分は、少ないかな」とも思っていました。

 コメントもありがとうございました。
 頂いたコメントの中に、「木陰で風を楽しんでいるような気分」とか「懐かしく童心に帰るような気分」とか「子ども目線での新しい発見」とか「漢字先生、いいアイデアですね」とか「やる気スイッチ、私にも経験があります」などの言葉がありました。
 コメントを読んでいて、「そうか、私のブログを読むことで、爽やかな気持ちになってくれたり、子ども時代に戻った気持ちになってくれたりする人がいるんだ」と思いました。
 また、「自分も同じ経験があるという気持ちで読んでくれている人がいるんだ」ということも知りました。
 また、小さな実践を認めてくれている人がいたこともうれしかったです。

 このように感じながら読んでくださる方々がいて、とてもありがたく思います。
 次第に、「子育ての参考に」ということだけには、あまりこだわらずに、これからも「日常の学校生活で感じたこと」をお伝えしていこうという気持ちになっていきました。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
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2012年11月のひとりごと

  道徳の授業で、下の絵は何に見えるかを12人の4年生たちにききました。
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 8人の子がお年寄りの女の人、4人の子が若い女の人、と答えました。

 ところで、先日、全校集会の4年生のお店で行うキックボーリングの景品のことについて話し合いをしているときに、倒したピンの本数が0本のときに、景品はどうするのか、という話し合いになっていきました。

 「せっかく、お店に来てくれたのだから、0本でも景品をあげたほうがいい。」
という意見と、
 「倒したら景品がもらえるのに、倒さなくてももらえるのなら、景品のありがたさがなくなるから、景品をあげないほうがいい。」
というような意見が出されました。

 この話し合いのことと、上の絵の見え方のこととを合わせて、
 「自分の見方や考え方だけが正しいとは思わないで、ほかの人の見方や考え方もわかろうとして、(そんな考え方もあるな)と認めることができることも大切ではないだろうか。」
というまとめをして、道徳の授業を終わりました。

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プロフィール

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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