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2017年6月のひとりごと

 3年生では、理科で「モンシロチョウの育ち方」の学習をしています。
 「モンシロチョウは、なぜ、キャベツの葉に卵を産むのか。」
と発問すると、
 「モンシロチョウの幼虫がキャベツの葉を食べるから。」
という答えが、すぐに返ってきました。
 そこまでわかれば充分なのですが、ちょっと脱線して、
 「どうして、モンシロチョウのお母さんは、幼虫がキャベツの葉を食べると知っていたのかな?モンシロチョウの学校へ行って、教えてもらったのかな?」
と言ってみました。
 すると、
 「モンシロチョウのおばあちゃんがキャベツの葉に卵を産んだことを、モンシロチョウのお母さんは覚えていたから。」
という答えが返ってきました。予想していなかった答えで、おもしろいことを言うなぁと、思いました。
 本能ということに少し触れたかったので、
 「みんなは、生まれてすぐのときに、お母さんのおっぱいを吸っていたでしょ。そこを吸うと、おいしいものが出てくるということを教えてもらわなくても、生まれてすぐにできたでしょ。どうしてなのかな?」
と言ってみました。
 すると、今度は、
 「お母さんのおなかの中にいるときに、お母さんが心の中で教えてくれていたんだと思う。」
という答えが返ってきました。
 またまた、予想していなかった答えでした。
 ちょっと脱線した話をしても、その反応がとてもよい子どもたちで、授業者の私が、その発言に楽しませてもらうことが、たびたびあります。

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2017年5月のひとりごと②

 授業中、子どもたち同士で、自分のやり方を交流し合ったり、わからないところを教え合ったりする場面を作っています。

 休み時間に行う「挑戦コーナー」を作りましたが、友達同士で、コマの回し方を教え合ったり、けん玉のやり方を教え合ったりしている場面も見かけます。

 学級園を8つに分けて、担当を決めて、○○ファームとか○○ガーデンという名前をつけました。そのファームやガーデンで、農業に詳しかったり、興味が強かったりする子が、苗を植える間隔を教えたり、脇芽を摘むことを教えたり、肥料や水やりのことを教えている場面も見かけます。

 親切に教え、素直に聞いている様子が、とてもいいなと思います。

 これからも、学校が一方的に話を聞くだけの場所ではなく、学び合う場所になるように、授業作りや環境作りをしていきたいと思います。

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2017年5月のひとりごと

 前回の「ひとりごと」で、「小さな成功体験を積み重ねることが、この先、困難なことにぶつかったときに、乗り越える力の1つになるのではないか」ということを書きました。

 もう1つ、困難を乗り越えるためには、「子どものときに、小さな挫折を経験すること」も大切なのではないかと、思います。

 大人がいつも先回りをして、子どもが挫折を経験しないようにして、そして、子どもが大きくなって、困難なことにぶつかったときに、小さな挫折を経験してこなかった子どもが、大きく挫折して、困難を乗り越えることができなかったら困るなと、思うからです。

 学校では、いろいろなことがあります。
 児童会役員選挙に出たのに、当選できなかった、運動会で1位を狙っていたのに、3位だった、漢字50問テストで100点を取れると思っていたのに、92点だった、昼休みに○○くんといっしょに卓球をしようと思っていたのに、○○くんは体育館へおにごっこをしにいってしまった、好きな子が自分のほうを振り向いてくれなくて、ほかの子と楽しそうにしている、などなど、自分の思い通りにいかないことがたくさんあります。
 そのことを「自分にとってマイナスな出来事」と考えるだけではなくて、「自分の成長にとって、そういうことも大切」ということを、折に触れて、子どもたちに話していきたいと思います。

 小さな成功体験や小さな挫折を繰り返しながら、心豊かに成長していってほしいなと、思います。


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2017年4月のひとりごと

 先日、春休み中に何度も書き直した学級通信の第1号から第6号までを、もう1度、読み返してみました。
 始業式の日から、自分はいろいろなことを伝えようとしているなと、思いました。
 私は、決して、几帳面でもなければ、神経質でもありません。子どもたちに対しても、「良きに計らえ」というようなところもあるのですが、ここまでは許すけれど、ここからは許すわけにはいかないというラインは持っていたいと、思っています。
 そんな担任の思いが伝わるといいなと、思います。

 また、子どもは、小さな成功体験を積み重ねることも大切だとも、思っています。それが、この先、困難なことにぶつかったときに、乗り越えることのできる力の1つになるのではないかと、思っています。
 これからの学校生活の中で、子どもたちのいいところを見つけ、ほめていきたいと思っています。

 当たり前のことですが、だめなことは叱る、いいことはほめる、という姿勢でやっていきたいと思います。

 そのためにも、まずは、子どもたちのことを知ることから始めたいと思います。

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2017年3月のひとりごと②

 卒業式が終わり、だれもいなくなった教室で、卒業式のことを思い返してみたり、卒業文集を読んだりしていました。
 本当にいい子どもたちだったなと、思います。
 お母さんたち、お父さんたちに書いて頂いた作文を改めて読んでみて、子どもたちは、「親から愛されている」という安心感があるから、いい子どもたちだったんだなと思いました。

 きっと、厳しく叱られたり、口うるさく注意されたりしたことは、いっぱいあったと思うのですが、その根底に「自分は親から愛されている」という思いがあったから、心が安定している子どもたちだったんだなと、思います。子どもたちから、親に向かっての呼びかけを聞いていて、そんなことを思いました。

 また、この学年のお母さん、お父さんたちは、自分のうちの子だけでなく、人のうちの子に声をかけているところをよく見かけました。子どもたちからも、自分の親だけでなく、友達のお母さん、お父さんに話しかけたり、ふざけたりしているところをよく見かけました。

 みんなで子どもたちを育てているいい学年だったなと、つくづく思います。


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プロフィール

かがやき

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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