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2014年1月のひとりごと

 環境の改善のことで、2つのお話を聞きました。

 1つは、ある家のお話です。
 その家では、子どもたちが靴をそろえて置くことが、なかなかできなかったそうです。
 お母さんが、
 「玄関の靴をきちんと揃えなさいよ。」
と言うと、
 「はーい。」
と返事はするけれど、いつもぐちゃぐちゃのままで、なかなか改善されなかったそうです。
 すると、その家のお父さんが、チョークで玄関に靴の足型を描いて、
 「靴はこの枠の中に置こう。だれがきちんと置くことができるか、競争だ。」
と言ったそうです。
 それから、その家の玄関の靴は、きちんと並ぶようになったということです。

 もう1つは、国際空港のトイレの話です。
 国際空港のトイレは、たくさんの人が使うので、掃除が大変で、人件費がとてもかかるそうです。
 (この飛び散っているしずくをどうにかできないか。)
と考えて、男子用の小便器にハエの絵のシールを貼ったそうです。
 すると、そのハエを狙っておしっこをする人が多いので、しずくの飛び散りが減って、トイレ掃除の人件費が激減したそうです。

 本校の事務の先生が、子どもたちに、
 「学校のこんなところが危険だから直してほしい」とか「こんなものが学校にあったらいいな」などのことがあったら書いてくださいというアンケートを取っていました。
 そして、「こんな意見がありました」ということを模造紙にまとめて廊下に貼ってありました。(1つ1つの意見に対するコメントも書かれていました。)
 それを読むと、
 「学校のトイレは怖くて入りづらいので、かわいい壁にしてほしい。」
というようなことを書いていた低学年の子がいました。
 その数日後、トイレの戸にかわいいシールが貼られていました。そのあとから、トイレに入りやすくなったという声を聞きました。

 長年学校で働いていますが、私には、なかった発想でした。
 環境のちょっとした工夫は大事なことだなと考えさせられた出来事でした。

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2013年12月のひとりごと

 朝の会の「みんなから」のコーナーで、
「3時間目の理科の実験が楽しみです。」
「今日の学芸会の練習が楽しみです。」
などの発言を聞くことが、たびたびあります。

 休み時間に、
「4時間目の算数は、どんなことをするのですか?」
「どうやったら答えを出せるか、絵や言葉をホワイトボードにかいて、説明してもらう勉強をするよ。」
「その勉強、大好き。」
などという会話をすることも、あります。

 帰りの会の「みんなから」のコーナーで、
「今日、跳び箱で5段が跳べて、うれしかったです。」
「今日の社会で、調べたことを紙にまとめる勉強が楽しかったです。」
「リコーダーのテストで合格してうれしかったです。」
などの発言を聞くことも、たびたびあります。

 海外旅行に行くとか、宝くじで大金が当たるとか、オリンピックで金メダルを取るとかの特別な出来事も、もちろんうれしい出来事でしょう。
 しかし、特別な出来事にしか喜びや楽しさを見いだせないのなら、それは、問題があるのではないかと思います。そこにしか喜びを感じないのなら、きっと、普段の生活では、足りないところにばかり目がいって、不満ばかりが多くなっていくのではないかと思うからです。

 普段の生活の中のちょっとしたことに、喜びや楽しさを感じることができる子どもたちだなと思います。とても大事なことが身についている子どもたちだなと思います。

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プロフィール

かがやき

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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