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2014年6月のひとりごと

 山の彼方の空遠く「幸」住むと人のいふ。
 ああ、われひとゝ 尋めゆきて、
 涙さしぐみ、かへりきぬ。
 山の彼方になほ遠く「幸」住むと人のいふ。

  ドイツの詩人カール・ブッセの作品です。

 この詩を知ってはいたのですが、意味を考えたことはありませんでした。
 心理カウンセラーの先生がこの詩を紹介してくださって、意味を考えるようになりました。

 山の彼方に幸福があるというので、探しに行ってみたけれど、見つけることができずに、涙ぐみつつ帰ってきたというような内容の詩です。
 つまり、すでに、幸せなのだと気づくまでは、どんなに遠くまで幸せを探しに行っても、見つけることはできない。幸せは身近にあるものなんだ、ということを言いたい詩なのかなと思います。

 運動会が近づいてきたある日、「運動会に、じいちゃんとばあちゃんが来てくれる。」「お父さんが出張中だったけれど、運動会には来てくれる。」「お母さんのお弁当が楽しみだ。」そんな声がたくさん聞かれました。

 運動会でがんばろうと思っていることを紙に書いてもらったときも、「リレーや綱引きをがんばりたい。」などのほかに、やはり、「お弁当を作ってくれることが楽しみだ。」「家族が見に来てくれることが楽しみだ。」と書いている子どもがたくさんいました。

 運動会当日に、児童玄関を出たときに、ちょうど自分の家族が駐車場を通りかかったところを見かけた子どもたちが、「お父さんがいた。」「お母さんがいた。」とうれしそうに教えてくれました。

 運動会が終わり、次の週に学校で子どもたちに会ったときも、「家に帰ってから、みんなで、運動会のビデオを見た。」「運動会のあと、みんなで焼き肉をした。」などと楽しそうに教えてくれました。

 子どもたちは、身近な幸せを感じながら生きていることを、運動会を通しても感じました。
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プロフィール

かがやき

Author:かがやき
 北海道の小学校教諭です。また、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び、基礎心理カウンセラーの資格を頂きました。特別な出来事ではない、日常の学校生活の出来事や感じたことなどをお伝えしていきます。その中で、子育ての参考になることが少しでもあれば幸いです。

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